機材や材料

◯ 真空注型機 

真空注型機は、ウレタン樹脂(主剤、硬化剤)シリコーン型を真空注型機にセットし減圧します。そうする事により主剤、硬化剤に溶け込んでいるガス等を抜きます。その後、真空槽内で減圧下のもと主剤、硬化剤を混合し、シリコーン型に注型します。注型後に通常圧に戻すことにより、気泡のない高精密な複製品に仕上がります。

 

◯ 恒温槽

恒温槽とは複製物を通常温度で硬化させるのではなく、一定の温度で強制硬化させることにより常温効果よりも早く硬化させることができます。温度を加え得ることにより、より高精密な複製物に仕上がります。また、特殊な材料は恒温槽で一定の熱を与えないと硬化しない素材もあります。

 

◯ シリコーン

一般的な縮合タイプのシリコーンと違い、興業向けで使用される付加タイプのシリコーンを使用していますので、より高精密な複製品に仕上がります。また、用途によっては縮合タイプのシリコーンも使用しております。

 

◯ 樹脂

*ハイキャスト(アイボリー・白・クリアー)カラーレジン対応

真空工房では真空注型機で注型します。その為、気泡がなく型ズレの少ない複製物に仕上がります。

 

◯ 特殊素材

*ハイキャスト(アクリルタイプ)クリアー・カラーレジン対応

こちらの材料は一般的なクリアー樹脂と比べて透明度がすごく高くより強固素材を、熱にも強く、より強固な材料になります。

※但し、こちらの材料は大量生産には向かず、小ロット数での生産となります。

 

*ハイキャスト(ウレタンエラストマー)乳白色・カラーレジン対応

こちらの材料は一般的な樹脂とは違い、柔らかく弾力のある樹脂を柔らかく弾性のあるゴム状の樹脂になります。(樹脂の弾力を変えることが出来ます。)この材料は弾力がある為、曲げると塗膜が割れ、塗装をすることができない樹脂になります。この樹脂は磨くことができない樹脂になります。

 

*ABS